歯科医師として働く

歯学部生の開業医への就職【就職先選びに大切な10個のポイント】【研修終了後】【初めての就職】

こんにちは、おもちです。

 

歯科医師免許を取った!研修医にもなれた!

来年からは開業医に就職したい!

 

そんな方向けの記事になっております。

 

こんな不安を解消できます!!

  • 初めての就職で、どこの歯科医院で働くか迷っている
  • 就職先の探し方がわからない
  • 就職先を決めるポイントがわからない

 

 

 

 

おもち

なぜなら、私自身、現在勤務医として歯科医院で勤務する歯科医師だからです。

研修終了後、就活をして就職し、その後に転職し、現在に至ります

自分の経験を踏まえて、就活の際に注意するポイント就職先の決め手を分かりやすくお伝えします!

 

この記事を読み終えると

『就活を始める前にやるべきこと』

『就職先を決める時に大切な10個のポイント』

がわかりますよ!

 

就職先を考える前に

就職先を考える前に。

まず、自分がどういった医院で働きたいか考えましょう。

もちろん、働いたことが無い場合、当然どういった医院が自分に合っているか分からないと思います。

 

ですが、これまでの人生で居心地の良かった環境は思い出せるのではないでしょうか。

・多くの同期がいる場がいい
・大人数は苦手
・競争率の高いところの方がやる気が出る
・マイペースにコツコツ頑張るのが得意

きっと他にも色々ありますよね。

 

 

もっと具体的に職場環境として考えると、

・体力には自身があるから長時間働いても稼ぎたい
・稼ぎはほどほどでいいからたくさん休みが欲しい
・日曜は絶対に休みたい
・セミナー参加費は医院負担のところが良い

 

など、自分自身の希望は色々あると思います。

 

全ての希望が通るかは別として、自分の理想を一度考えてみることで、就職してからの後悔はある程度防げます

『こんなつもりじゃ無かった…』ということを防ぐためには、とても重要な工程です。

 

 

そこを考えることができたら、次は実際にどんな医院が求人を出しているか覗いてみましょう!

 

ファーストナビ歯科医師

覗けましたか?

色々な就職先があることはこれでわかったんじゃないでしょうか?

さらに、おもち個人の経験から、医院のカラーが良く出るポイントをお伝えします。

 

就職先を決める時に大切な10個のポイント

①お給料

初任給で40万円などという医院もあります。

しかし、正直1年目で月40万円分の働きをすることはほぼ不可能です。

それでも支払われるということは、医院側に支払わざるを得ない理由がある、ということです。

相当激務か、そこまでしないと人が来ないということが多いです。

 

一年目で30万円程であれば、いわゆる『ふつう』です。

 

逆に25万円以下であれば、医院側が人件費カットに重きを置いていることが多いです。
経験を積んだ時の昇給幅に少々不安を覚えます。

②担当医制

バイトのドクターで回す医院は担当医制が難しい場合が多いです。
しかし、きちんと全顎的に患者さんと向き合うには、担当医制の方がきちんと学べて身につきます

 

③平均勤続年数

これは、スタッフの平均勤続年数になることが多いですが、5年以上あれば人間関係が落ち着いているケースが多いです。

逆に2年未満であれば、離職率の高い職場、ということになります。
スタッフがすぐに辞める理由は多くの場合、人間関係か職場環境にあります。

 

④セミナー費補助

セミナー費補助はありがたい制度です。
全額補助もあれば半額補助もあります。
歯科医師は、歯科医師になってからが勉強の本番です。
セミナーの受講を後押ししてくれる制度は医院自身が成長を目指している証です。

 

⑤院長の出身大学

これは、どこが良いとか悪いとかの話ではありません。
ただ、歯学部は学校ごとの偏差値差がかなり大きいのが事実です。

そして、勤務医となれば院長と関わることが避けられません。
当然、教わったり指示を受けたりします。

その時に学力差(能力差)がありすぎると、不和が生じやすいです。

院長の能力が高すぎると勤務医に「なぜできない?」
勤務医の能力が高すぎると院長に「なぜそんなことをする?」

のような苛立ちの原因になりかねません。

もちろん、大人同士なので口には出さなくても、心の中でストレスになります。

自分の出身大学と偏差値的に近しい(もしくは離れすぎていない)と、その点安心かもしれません。

 

⑥勤務医数

同期が欲しければ、勤務医数の多いところが良いでしょう。

たとえ、ドクターは院長と2人きり、というところでも、上手く行けばとても居心地が良いです。

うまくいかなければ辛い環境になりかねません…。

 

また、入職後は先輩ドクターに教えてもらうことになります。
一つの考え方に固まらないためにも、複数人のドクターのいる環境がおもち個人としては良いと考えています。

 

⑦スタッフ数

勤務医数と同様、人数の多い方が人間関係の悩みは生じにくいです。

誰かと合わなくても、別の人がいるので楽です。

ですが、多すぎてもしんどい、という方もいると思います。
これについては、自分の心地よい人数の環境が良いです。

 

⑧医院のイチオシ

医院の一番に推すポイントが、その医院の一番の強味であり、特長です。

例えば、『地域の子供たちとの交流』とあれば、診療以外の課外活動等が予想されます。
その課外活動の準備も当然あるはずです。
そういった活動が好きな方にはピッタリですし、嫌いな方は避けた方が良い環境です。

 

『訪問治診療多数』とあれば、一般治療やインプラント、矯正のチャンスは少ないでしょう。
その分、訪問診療の経験は積めます!

 

⑨治療の進め方

患者さんを全人的に診るには、資料集めと問診は必須です。
レントゲン写真を撮ったり、口腔内写真を撮ったり、カウンセリングをしたりします。

そういったことをしていない医院だと、治療計画の立て方を学ぶことが難しいです。

⑩専門性の有無

院長に専門がある場合は、その専門について深く学べる環境である、ということになります。

自分の得意としたい分野が決まっている場合は、その専門の院長の医院だと近道になります。

 

まとめ

おもち

ポイントは以上になります。

いかがでしたか??

求人情報に載っている情報を見て、上記の10点を吟味してみてください。

きっと絞りやすくなるはずです!

 

そして、さらに知るには、見学に行きましょう。

見学に行った際にチェックするポイントも上の10点です。

自分の条件に合って、なおかつ毎日通勤できそうな雰囲気の医院を選びましょうね!

おもち
満足のいく勤務医生活が送れるよう応援しています!

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