歯科医師になるまで

歯学部生の勉強ってどんな感じ?学年ごとの勉強と試験について詳しく解説!

こんにちは!おもちです。

歯科医師になりたいけど、歯学部ではどんな勉強をするんだろう?勉強にはついていけるから?勉強で忙しいかな? 
   

 

そんなことを不安に思っていませんか?

 

実は、この記事を読むと『歯学部特有の勉強や実習を乗り越えるコツ』を知ることができます!

 

おもち
なぜなら、私は実際に歯学部で6年間勉強もバイト遊びも謳歌して、しっかり国家試験に合格して、現在も歯科医師として働いているからです!

 

この記事では、1~4年生までの各学年ごと勉強時間テストに合格するコツ実習をクリアする方法などをご紹介します!

5,6年生は続編です!

この記事を読み終われば、歯学部に入ってからの勉強の不安を払拭し、自信をもって歯科医師を目指すことができますよ!

 

おもち
ちなみに、おもちの経験談を交えてお伝えします。全大学に当てはまるものでは無いので、悪しからず…。

では1年生から順番にみていきましょう!

 

1年生

1年生の間は、主に一般教養の授業がメインになります。歯科の専門的な授業はまだほとんどありません。

 

一般教養とは、英語や第二外国語、体育などの専門科目以外の授業のことです。どの授業を選ぶかは各自で選択できます。大学によっては他学部の学生と一緒に授業を受けるので、友達が増える機会でもありますよ!

 

そして、1、2年生の間に卒業に必要な一般教養の単位を揃えることが必須です。

例えば、1授業2単位の換算で、卒業条件に40単位必要。などが決まっています。

→つまり、卒業するには2年間の間に一般教養で40単位取得してね、20個の授業を受けてねということ

 

単位を取得するには、テストで一定以上の成績を取らなければなりません。

 →つまり、卒業するには2年間の間に一般教養で20個の授業のテストで合格してねということ

 

テストは各授業ごとに実施されます。

先生の方針によって中間試験と期末試験の両方がある場合もあるし、期末試験だけの場合もあります。

 

私自身、テスト勉強は1週間くらい前から準備していた記憶があります。

ですので、普段から勉強に追われる生活では全く無かったです。

 

バイトや部活、サークル活動や遊びなど、思い思いの時間の過ごし方をできる時期です!

 

歯学部生のアルバイト事情についてはコチラ

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余談ですが、学校によってはTOEICの点数を提出すると単位取得を認めてもらえるケースがあります。

私も4単位(授業2つ分)欲しさにTOEICの勉強を頑張りました。

 

2年生

2年生も主に一般教養がメインです。

1年生と違うことは、少し専門科目の授業が増えてくることです。

 

2年生の一般教養は、ほぼ1年生の続きになります。

同じように授業を選択して、テストを受けます。

 

1年生の間に頑張って単位をたくさん取得していれば、2年生はだいぶ楽になります!

おもち
私も2年生の前期は学校に週2,3回しか行ってなかったです!バイトに勤しんでいました。

 

一つだけ注意したのは、単位の取得数です。

一般教養の授業が受けられるのは、2年生までです。

3年生からは毎日専門科目の授業で時間割が埋まっています…

 

つまり、2年生までに卒業に必要な一般教養の単位を取得しきらないと、留年です。

 

40単位(20個の授業)必要として、40単位分の授業しか選択していなかった場合、1つでもテストを落とすと単位が足りないという大惨事が起こり得ます。

 

念のため42単位とか44単位取得する計画を立てた方が安全といえます。

 

そして、専門科目の登場です。週に2時間程あった記憶があります。

 

はじめは、基礎と呼ばれる生理学や生化学といった科目の勉強から始まります。

この時感じたのは、受験で生物選んでおけば有利!ということです。

もちろん、生物の知識がゼロでもきちんと教えてくれるので、問題はありませんが、ほんの少しでも生物の知識があるだけで理解のスピードが違いましたね。。。

 

テスト勉強は、一般教養より少し大変になります。ただ知識を詰め込むよりは、理解をしないと先へ進めない感じです。

友達と教え合いながらの勉強のありがたみを感じました。

 

あと、大切なのは過去問です。

先輩方が残してくださっていた過去問は本当に助けてくれます。

過去問の入手ルートは部活の先輩から貰うか、入手した友達から貰うか、です。

 

友達同士で手に入れた過去問の交換や模範解答の交換などもありましたよ!

 

テスト勉強を目的に人脈を広げる、というのは個人的におススメできませんが、本当に学生生活は持ちつ持たれつです。ギブアンドテイクです。手に入れた情報は共有して、教えてもらったことには感謝を伝えることの大切さを肌で感じた時期でした。

 

3年生

3年生からは専門科目のみになります。

選択授業は無く、もう時間割が決められていて、ひたすらこなしていく日々です。

 

テストは科目ごとにあります。ここでも大切なのは、やはり過去問と周りとのつながりです。

情報共有と助け合いが功を奏します。

 

テスト勉強は10日前くらいから始めて間に合ったように覚えています。

テスト1週間前になると、授業後に図書館の自習室にみんなが自然と集まって夜中まで黙々と勉強していました。

私自身も夜中11時や12時以降の帰宅の生活をしていました。

 

もちろん中には家で勉強する人もいますが、一人暮らし組は図書館で勉強している人が多かったですね。

 

テストを受けて不合格だった場合は追試です。

厳しい教科は学生の3分の1ほどが不合格でした。

多くの教科で、不合格者の割合は5分の1以下でしたよ。

 

追試でも不合格であれば、再追試があります。その再追試でも不合格であれば留年です。

ですので、みんな必死に勉強します。

 

ちなみに、カンニングは絶対にダメです!カンニングは留年です!!

 

4年生

4年生も引き続き専門科目のみです。

3年生と変わってくるのは、実習が始まることです。

 

実習では、歯を削る練習や詰め物をする練習を模型を使って行います。

実習のテストは実技や提出物での評価になります。

初めての経験をたくさんするので、実習はてこずる学生が大勢います。

 

おもち
私自身、完成しかけていた提出物を不注意で割ってしまってゼロからやり直したことがあります。大変でしたが、先生方や友達に助けられながら、なんとか提出することができました。

 

実習のテストや提出物で不合格になる学生は基本的にはいません。

ただ、実習態度は非常に大切になるので、遅刻や欠席は禁物です。

実習中は真面目な雰囲気ですので、真面目な態度で取り組みましょう!

 

もちろん、3年生と変わらず専門科目のテストもありますよ!

 

 

次は5年生です!5年生からは、大きなテストや臨床実習が始まります!詳しくはコチラ!!

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